犬に歴史あり(バウ編)
少し前の記事でご紹介したバウ。今や協会一の古株犬になった彼は
10年前、当協会のセラピードッグメディカルセンターが建設されてすぐに
協会へとやってきました。
協会への保護前、警察署に一時収容されていた時の写真
保護前、バウはグレートデーン並の超大型犬という不確かな情報が入ってきており、
そんな大型で性格がキツい犬だったらどうしよう・・・という心配がありましたが、
実際にはラブラドール・レトリーバー並の大きさでした
(それでも十分大きいですが)。
大きさ的にもまあ普通の大型犬の範囲で性格もフレンドリーでしたので、
里親さんを募集することになりましたが、残念な事に良縁が見つからないまま
10年の月日が流れ、気付けば協会の重鎮になっていたバウです。
そんなバウが協会に来てからの日々を、写真とともに振り返ってみたいと思います。
2004年
若い!
バウは割りと年齢不詳で、今もそんなに老犬な感じはしないんですが、
こうやって昔の写真を見ると時の流れを感じますね。
2005年
協会の犬舎裏には中庭のようなスペースがあって、
そこに犬たちを放して遊んでいた時の写真ですね。
後ろに写っている当時在籍していた犬たちは、
全て新しい家族の元に行きました。
バウも同じように巣立っていって欲しかったのですが・・・
こうして見ると少し寂しい気がしますね。
2008年
すいません、意外と写真を撮ってなくて、2008年に飛びます(笑)
だんだん、中年っぽい顔付きになってきました。
よく見ると首輪がちょくちょく変わっていて、
世話をしていたスタッフ的にはそれぞれの首輪が懐かしかったりしますが、
それはまた別のお話。
二枚目の写真はひなたぼっこさせてた時の写真ですね。
完全におくつろぎモードです(笑)
2009年
街頭募金で三宮に行った時の写真です。
着ている服がクリスマスVer.なので、おそらく12月のものですね。
バウは長らく街頭募金で親しまれており、固定ファンもいました。
今はおじいちゃんになったので募金には連れて行っておりませんが、
今でも車を見ると乗り込もうとします。
お出かけ大好きなバウです。
2012年
すいません。また年が飛びます。
昨年の写真ですが、こうして見るとさすがにおじいちゃんなんですねー。
毎日接していると老けたって意識があんまり無いのですが、
こうして見比べると顔の色が真っ白になっていて、
歳月を感じさせます。性格もすっかり落ち着きましたね。
2013年
最後はつい先日のお散歩中の写真です。
バウは協会に10年いてるので、少なくとも10歳以上なのは確実なのですが、
今でも足腰はしっかりしていて足どりは軽快です。
お散歩大好きなおじいちゃん。
まだまだ長く歴史を刻んでいってもらえるよう、
バウが快適に過ごせるようにこれからも努力していきます。
今回の「犬に歴史あり」企画、いかがでしたでしょうか?
犬の歴史は協会の歴史。今回の記事を書いていて強く感じました。
また、別の子の歴史をご紹介したいと思っております。