はなちゃん。
昨日、被災地・福岡の様子を伝えるニュースの中で、
自宅に置いてきた犬を、先に避難されていた家族が探しに行かれる様子が
映し出されていました。
土砂が入り込んだ家の中にはおらず、
ガレキの隙間に隠れるように外で過ごしていた一頭のわんこ。
飼い主さんが一生懸命に呼ばれていた名前は「ハナちゃん」。
当協会の保護っこで、東日本大震災で被災したわんこ「はな」と同じ名前。
大雨と大地震。
被災した状況は違いますが、飼い主さんのお迎えを待ちつづけた
「ハナちゃん」の姿に「はな」の過去を重ねずにはいられません。
「ハナちゃん」と「はな」。どちらも恐怖と不安のなか生き抜いた、大切な命。
当協会の「はな」は、生まれ育った福島県よりも、兵庫県伊丹市での生活の方が
長くなりました。
シニアに突入し、お顔が白くなりましたが、
今でもグラウンドを走り回ることが大好きで、バッタ狩りに夢中になり、
おやつもゴハンもたくさん食べたい食欲旺盛な、元気な女のコです♡
被災された方々、そして動物達の命が安心・安全のなか守られますように。
被害が今以上に大きくなりませんように。
行方不明となっている方々が、元気な姿で家族のもとへ戻られますように。